伝票とプリンターの基礎知識

伝票の種類

伝票はビジネスの現場で使用されています。

「使用目的」から見ると
見積書、納品書、請求書、領収書、出庫表、レシート、送り状など 様々です。

「伝票の用紙」を見ると
手書き用のものやコンピュータで出力するA4,B4サイズの一般的な白紙や
何枚かを同時に印刷できる複写用紙を使用した連続用紙、単票用紙などがあります。
連続用紙はミシン目で切り離せるもの、ロール紙などがあります。

***A4白紙に印刷***


***プリプリントされた複写伝票に印刷***



伝票の作成方法

小規模であれば手書きが一般的です。文房具店、事務用品店などで 販売されているコクヨなどの納品伝票などを使用します。
手元にコピーを残すにはカーボン紙を使用します。
コンピュータで伝票出力するにはデータを伝票用紙に合わせて 編集、レイアウトして印刷します。
データは直接入力したり、他のコンピュータで作成したものを連携させます。

コンピュータで伝票印刷するメリット

(1)一度入力したら何枚も簡単に印刷できる。複写伝票を使用すれば1回の印刷操作で複数の伝票を作成できる。
(2)過去の伝票データを再利用することでデータ入力、印刷が楽にできる。
(3)大量伝票発行が可能になる。
(4)発行した伝票のデータ検証、管理ができる。
(5)伝票内容の正確さとセキュリティが保てる。
(6)提出先への自社信用度が高まる。



コンピュータ出力で使用するプリンター

2種類あります。

ドットインパクトプリンター

複写伝票、または連続用紙印刷で使用します。
チェーンストア統一伝票はこのタイプのプリンターが必要です。
統一伝票などは横幅15インチまたは132桁以上 の印刷可能機種を必要とします。
詳しくは各メーカーのホームページをご覧ください。

また複写単票伝票印刷のためにはドットインパクトプリンターの中でも水平プリンターといわれるタイプのプリンターが必要になります。
水平プリンターは連続紙も使用できます。
水平プリンターのコンパクトタイプ(A4横用紙)の場合、右端が20mm位 印刷できないものがあり統一伝票の単票を印刷するには不向きです。
下記プリンターは実績がありますが詳しくはEPSON, OKI DATAのホームページをご覧ください。
EPSON VP-4300,OKI MICROLINE 8580SE


レーザープリンター、インクジェットプリンター

A4,B4サイズの一般的な白紙やプリプリントされた用紙を使用します。
様々なメーカーから販売されています。
ネットで購入すれば1万円以下のものもあります。
詳しくは各メーカーのホームページをご覧ください。